四万十のお米の中でも特に人気なのが「かおり米」。
この地域特有のお米で、かおり米という名前の通り、最大の特徴はその香り。
普段のお米に混ぜると、より豊な香りを楽しむことができます。
かおり米を炊いていると、お米の良い香りがお部屋に広がります。
「朝、炊きたてのいい香りで目覚めた」なんてコメントをいただいたことも。
食卓を包みこむ芳ばしい香り、それだけで とても幸せな気分になります。
かおり米は、他のお米と混ぜて炊くことができます。
はじめての方には、米2~3合に対してかおり米80g程度をオススメしています。
割合を増やすほどにどんどん香りが増していきますので、ぜひお好みのブレンドでお楽しみください。
炊きたてはもちろんのこと、冷めても香りを感じられ、美味しいところが魅力。
お弁当や、おにぎりをたくさん握った時など、冷めても香りが広がると嬉しいですね。
「お弁当が楽しみになった!」というお声もいただくんですよ。
昭和30年ごろ、十和の田んぼで「黄金錦」という品種の中に背丈が高く、他とは違ったお米が突如あらわれました。
それに気がついた上山ご夫妻が、種籾をとって、育ててみたところ、香り高い、美味しいお米ができました。
当初は上山家のみで食べていたそうですが、「上山さんのお米はなんと香りがえい。」
そんな評判が広まり、上山さんはこのお米を『かおり米』と名づけました。
今では十和全域で作られ、愛されるお米となっています。
かおり米の発見者のおひとり、上山チドリさん。
チドリさんも日頃からかおり米を食べています。
他のお米とは混ぜずに、かおり米100%で炊くそうです。
「わたしは昔っからかおり米だけで食べるけれど、全然飽きがこない。
(かおり米100%で)炊くときは、少しだけ多めに水を入れた方がふっくらと炊けるよ。」と微笑むチドリさん。
かおり米をリピートいただいているお客様の中には、同じようにかおり米100%で炊くというご意見もいただいております。
慣れてきたら、ぜひお試しください。