栗のほのかな香りとソフトな甘みが、口の中でふわっと広がる栗焼酎。
しまんとの栗を使って、無手無冠が栗焼酎を作り始めたのが昭和60年頃。
当時の四万十は栗栽培最盛期で、売りものにならない規格外を廃棄していた事から、当時の町長から相談を受けたことが始まりでした。
国産栗をたっぷり50%も使用し、その香りを封じ込めるように低温でゆっくりと蒸留しています。
今では全国からご注文をいただく人気商品になっています。
※以前はしまんとの栗のみで作っていましたが、現在は栗生産量が激減しているため、国産栗も一部使用しています。
「無手無冠」は、「冠におぼれず、飾らず、素朴な心を大切に、ひたすら自然を生かした地の酒造り」をモットーに創業百十余年、豊かな郷土資源を生かした地酒造りをしている酒蔵です。
美しい自然と素朴な真心に育まれた焼酎をご堪能ください。
お湯割、水割、ロック、どの飲み方もおススメですが、あえてここでは「栗ボールを紹介します。
この飲み方は無手無冠酒造スタッフ・松下ともさんのお気に入り。
作り方は至ってインプル。
まずグラスに並々と氷を入れて、そして栗焼酎3、炭酸水7の割合で割って飲むのがベストとか。
割合はお好みだが、あえてこの割合をおススメするには訳がある。
「この割合から飲み始めると、女性の方も飲みやすく、なにより栗の風味がわかりやすく表現ができるんです」と松下さん。
この飲み方は「しまんと栗ぼーる3:7」と名付けているのだとか。実際に飲んでみると確かに飲みやすい。
いつもは「お湯割り、水割り」で飲んでいたのだが、これからは「栗ぼーる」からスタートすることとしました。