高知県産の天然記念物である土佐地鶏のオスと、アメリカ産のロードアイランドレッドのメスを交配させて生まれたのが土佐ジローです。
土佐ジローは飼育するのが難しいと言われますが、飼育条件として次の3つがあります。
土佐ジローは一般卵と比べて産卵率が低く、定められた飼育条件を満たしても卵を産む確率は5割ほど。
春先は産卵率が6~7割に増えますが、夏場は暑さで産卵率が下がるので、生産率を上げるために2ヶ月に1回と時期をずらしてヒナをいれています。
▼動画:四万十市 いちえん農場 厳しい飼育条件で育てたこだわり卵▼
一圓 信明さんは現農場の4代目。
とても明るく朗らかで、お話しているとこちらまで元気になります。奥様や息子さんと共に農場の経営にいそしんでいます。
豊かな自然に囲まれた農場の環境が持つ「自然の力」「自然の循環サイクル」を大切にし、化学肥料、農薬を使わない安心安全でおいしく食べられるモノづくりにこだわっています。
一圓さんの農場は、四万十市名鹿の四万十川の河口から近いところ、太平洋を一望できる山の上にあります。海も近く、気持ちの良い風がいつも農場に届きます。
農場での土佐ジローの飼育数は年間1200~1500羽。土佐ジローの他に果樹を5種類、季節によっては炭を作ったり様々なことを行っています。
近隣の民家などが無いため、道との区画を分けるための柵以外は中に仕切りはありません!そのため土佐ジローはストレスフリー!
農場に自生している野草や昆虫、ミミズなどを食べて育っています。
土佐ジローの卵はコクのある味わいと黄身の盛り上がりが特徴ですが、白身もぷるぷると盛り上がって二重になっているように見えます。
この特徴は新鮮な卵に見られるものです。
自然に任せた交配を行っているので、必然的に有精卵となり、大きさも1個約40g前後ととても小ぶりです。
土佐ジローがヒナでいちえん農場に来て過ごす日数は450日。卵が産めるようになるまで約150日かかります。
土佐ジローが初めて産み始めた約1ヶ月間の卵を「初卵」(しょらん、ういらん)と言います。
卵の出荷規格は40g以上が基準ですが、初卵は30~35gと小ぶりなので市場に出回ることはありません。そのためとっても貴重!
昔から縁起があると言われ、長寿祈願など贈りものにも選ばれていました。地方によってはお産をする女性に食べさせて安産を願うところもあるそうです。
卵かけごはんの食べ方はいろいろ好みがありますよね。ここでは、ちょっと四万十流(受け売りですが・・・)を教えちゃいます。
まずは卵を黄身と白身にわけ、白身だけを熱々ごはんに混ぜる。(しっかり混ぜると泡立った感じになります。)
ポイントはここで「山塩」をちょっとかけること。
そしてご飯の真ん中に窪みを作って黄身を落とし、またかき混ぜる。これで完成です!
まずは塩だけで味わってみてください。生卵の独特な後味がなくて食べやすく、卵とごはんが一体化してまた美味しい!
そのあとはお好みでお醤油をお使いください。塩卵かけごはんは、いろいろ活用の仕方がありますよ!
ちなみに一圓さんは、初卵ならば2,3個入れてぞぶぞぶにして食べるのが好きなんだとか。是非チャレンジしてみてください!
この度、皆さまのお声もあり、いちえん農場さんの土佐ジローの卵を単品にてご注文いただけるようになりました!
採れたての新鮮卵をお届けいたします!
◆土佐ジローの卵:20個(初卵は2~4個お入れします。)
◆こちらの商品は【冷蔵便】でお届けいたします。
月曜日あさ8時までにいただきましたご注文分は、木曜日に発送、土曜日にお届けいたします。
生産現場の都合上、発送日の変更はできませんので、何卒ご了承くださいませ。
※GWやお盆、年末年始などの場合、発送スケジュールが変更になることがございます。
◆本体価格(2,180円)+クール便手数料(250円)が込みの金額です。
◆こちらの商品は【冷蔵便】でお届けいたします。
◆他の常温商品を同時に購入された場合、常温商品も【冷蔵便】にお纏めしてお届けいたします。
※『包装』はいたしかねます